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Tout deviennent un caractère.

映画の感想を中心に書き綴っています。ネタバレや個人的で偏った感想なども含まれているのでご注意を。

2024'04.17.Wed
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2006'10.03.Tue

The Forgotten(2004)

監督:ジョセフ・ルーベン
出演:ジュリアン・ムーア、ドミニク・ウェスト、ゲイリー・シニーズetc

ストーリー:愛する息子の死から立ち直れないテリー(ジュリアン・ムーア)はある日、写真やビデオテープから息子の姿だけが消えている事実に驚く。夫に問い詰めると「初めから子どもはいなかった」と告げる夫。確実に息子の記憶のあるテリーは、その言葉に納得のいかず子どもが消えた謎の追求を始めるが、そこには衝撃の真実が待ち受けていた…。


以下、ネタバレありの感想です。


予告を観た時から、ずっと気になってました。

「何故、子どもが消えるのか」

CMを観てるだけで凄いドキドキしていたんです。
記憶があるのに写真とかから息子が消えて、更に周りの人も全く覚えてないだなんて普通にありえない事なので、どんなオチがあるのか楽しみでした。
…ただ、CMの中で1つ気になる事が。

女性が崖の上っぽい所で急に飛ばされるシーン、アレは何だろうと疑問でした。
急にハリケーンが来て彼女だけを飛ばしたのだろうか、もしくは前方から物凄い風が吹いたのかな、とか思ったんですが…、ちょっと不安になりながらも、とりあえず観てみました。

えーと…、物凄い不満いっぱいの作品でした。

最初は面白いです。テリーにはちゃんと息子の記憶があるのに、夫は何も覚えてない。それで夫と精神科医は何を言っても「君は勘違いしてるんだ、それは妄想なんだ」で済ましてしまう。
確かに、テリーの様子を見ていると記憶がちぐはぐになっていて本当に子どもの事は妄想だったのかと思えました。車の位置とか飲んでもないコーヒーの記憶とか。
その後、息子の同級生の父親に会って何とかして子どもの記憶を思い出させて…の辺りは良いです。

ただ、この辺りから物語が違う方向、つまりSFっぽくなっていきます。

車で轢いても銃で撃っても無傷な人が出てきて、もう、この時点で冷めてしまいました。
誰かの陰謀で子どもの記憶が無くなったのなら納得できるんです。でも、「彼ら」という存在が出てきた時点で興味が無くなってしまいました。宇宙人ならなんでも有り、な作品はあまり好きでは無いので…。最初から宇宙人が敵というのが分かっていれば覚悟は出来るんですが、まさかこんなオチだとは…。最初が良かっただけに凄いショックでした。

一番の見所は人が飛ばされるシーンくらい…?まあ、最後はハッピーエンドで終わって良かったです。母親の子どもを思う気持ちは何があっても崩れない、という作品でした。

多分、私はもう観ない作品です。この作品が好きな方、ごめんなさい。

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