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Tout deviennent un caractère.

映画の感想を中心に書き綴っています。ネタバレや個人的で偏った感想なども含まれているのでご注意を。

2017'06.22.Thu
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2006'09.28.Thu

Carrie(1976)

監督:ブライアン・デ・パルマ
出演:シシー・スペイセク、パイパー・ローリー、ウィリアム・カット、ジョン・トラヴォルタetc

ストーリー:キャリー(シシー・スペイセク)は母親や同級生から疎まれる存在だった。そんなある日、彼女は遅すぎる初潮を迎える。それがきっかけでキャリーには不思議な力が宿る。意識することで物を動かす事の出来る力を。そしてキャリーを嫌う同級生たちは高校最後のプロムで最悪の悪戯を計画する。惨劇が起こるとは知らずに…。ホラーの鬼才スティーヴン・キングの長編小説を、当時新進のブライアン・デ・パルマ監督が悪夢のような映像美で描き上げた青春ホラー映画の秀作。



以下、ネタバレありの感想です。


この映画は前半が青春映画、後半がホラー映画となっています。

ホラーといっても実際はそれ程グロイ映像も無く、美しい、とても悲しい物語です。

まずキャリー役のシシー・スペイセクなんですが、彼女20歳後半だったそうです、この作品を撮影中。
わー…この年で初潮の年頃の役って衝撃的ですね。でも言われなければ年の事は全く気にならないのが不思議でした。

この映画ってOPから初潮のシーンがあるんですが、最初にこのシーンを見た時勘違いしました。
急に出血したので「まさか、石鹸に刃物でも仕込まれていたのか!?そんなに酷いいじめなの…?」と思ってしまいました。実際にはいじめとは関係無かったので安心したんですが、キャリーにしてみれば凄く恐ろしいと感じたんでしょうね。月経の知識も無かったので。そんな印象的なシーンからこの映画は始まります。

この映画で注目するのは前半ではどんどん可愛くなっていく、というか大人に成長していく所、後半ではあの惨劇ですね、やっぱり。

最初は暗くてあまり可愛いとは言えないキャリーですが、スーのボーイフレンドのトミーにプロムに誘われた辺りから可愛くなります。自分に合う口紅を探して試供してみたり、自分で衣装を作ったり。恋すると変わると言いますが、本当にプロムのシーンではきれいです。

キャリーはプロムにワクワクしている時、キャリーの事が嫌いなクリス達はそのプロムでキャリーに惨い事をしようと考えます。まずは養豚場で豚を殺し、更には色々と手回し。いじめって万国共通でとても醜いものですよね。キャリーが凄く可哀想。

そして、プロムのシーン。キャリーとトミーはクイーンとキングに選ばれて壇上へ。この投票もクリス達が仕組んだことでした。ここから映像がスローモーションになります。舞台の下で豚の血で一杯のバケツを落とすために紐を少しずつ引いているクリス、プロムには不参加だったスーが様子を窺いにきてクリスに気づき舞台に近づく、スーが舞台に近づくのでキャリーのためを思い追い出そうとする教師、そして壇上では幸せそうなキャリーとトミー。

ついに惨劇。キャリーは血を頭から浴び、会場にいた皆に笑われ超能力を使って扉を閉めて次々と皆を襲います。ここのキャリーの顔が凄い怖いです。さっきまでキラキラ輝いていたのに、その目にはもう憎悪しかない。大好きだった先生も殺してしまいます。クリスたちも会場から逃げ切れたものの、キャリーをひき殺そうとして返り討ちにされてしまいます。

その後、キャリーは母親に泣きつきます。やっぱり自分を思ってくれるのは母親だけだと。でも、その母親さえもキャリーを悪魔だと思い殺そうと襲ってきます。それでキリストのように磔にされ、母親もキャリーの手にかかってしまいます。

この映画では、人間の行動が一番の恐怖でした。最後まで観ても、キャリーを憎めない気がします。あんな惨劇を引き起こしてしまったんですが、その原因は周りの環境にあったと思います。

多分、ホラーが苦手な方でも観れる作品だと思います。それほど怖いシーンもありませんし。ただ、ラストに少しびっくりする仕掛けがあるので気をつけてください。

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