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Tout deviennent un caractère.

映画の感想を中心に書き綴っています。ネタバレや個人的で偏った感想なども含まれているのでご注意を。

2024'04.26.Fri
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2010'05.16.Sun
PAN'S LABYRINTH(2006)PG-12

監督:ギレルモ・デル・トロ
出演:イバナ・バケロ、アリアドナ・ヒル、セルジ・ロペス、ダグ・ジョーンズetc

ストーリー:1944年のスペイン。内戦終結後もフランコ政権の圧政に反発する人々がゲリラ闘争を繰り広げる山間部。内戦で父を亡くしたオフェリア(イバナ・バケロ)は、臨月の母カルメン(アリアドナ・ヒル)と共にこの山奥へとやって来る。この地でゲリラの鎮圧にあたるビダル将軍(セルジ・ロペス)と母が再婚したのだ。そして、彼女は昆虫の姿をした不思議な妖精に導かれ、謎めいた迷宮へと足を踏み入れる。そこでオフェリアを出迎えたパン<牧神>(ダグ・ジョーンズ)は、彼女が地底の魔法の国のプリンセスの生まれ変わりで、満月の夜までに3つの試練を乗り越えれば、魔法の国に帰ることが出来ると告げるのだが…。


以下、ネタバレありの感想です。

内容はとても暗いんだけど、この雰囲気がたまらん!
ファンタジーなんですが子ども向けのようなキラキラした世界ではなく、とてもダーク。
妖精とか出てくるけど全然可愛くない!
最初ナナフシだしね、変化するけど何か気持ち悪いし(笑)。

オフェリア(イバナ・バケロ)は、臨月の母カルメン(アリアドナ・ヒル)がビダル将軍(セルジ・ロペス)と再婚したので山奥にやってきます。
そこで不思議な石像の欠けていた部分を直すとナナフシが…その晩にまたもナナフシが現れ、オフェリアを外にある迷路に導きます。
そこにいたのはパン<牧神>(ダグ・ジョーンズ)というヤギのような不思議な生物。
彼はオフェリアは地底の魔法の国の姫で3つの試練を乗り越えれば国に帰れると伝える。

オフェリアの試練はカエルから鍵を取り出したり剣を取り出したり…というもの。
2つ目の試練のペイルマン(ダグ・ジョーンズ)は気持ち悪いんだけど何か動きが可愛い。

この世界の生物って見た目は可愛くないんだけど動きとか可愛いと感じる不思議。

最終的にはオフェリアはビダルに殺されてしまうんだけど、黄泉の世界で両親に会えた、と言う感じのラストでした。
途中でビダルが切れた口の端を自分で縫うシーンがあって見てるだけで痛かった…!!

最初からオフェリアが倒れているシーンなので救われない内容なのかな、と思っていたんですが、そのままで辛かった。
彼女が見ていたのは多分自分が作り出した妄想の世界なんだろうけど最後に両親に会えた事で救われたのかなと思いました。

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